肩こりは枕によっても起こります
高齢者に多い問題として、肩こりや腰痛があります。
加齢によって血流が悪化してしまい、体内で血液が滞ることや、筋肉の衰え、骨密度の減少によっても起こりますが、中には枕などの寝具によって肩こりなどが起こるケースもあります。
特に安い枕を使用していると、身体に合わない場合には、肩こりが酷くなる場合もあります。
高い枕が好きだという人もいますが、あまり頭を高くすると、血流が心臓に一直線に流れますので、心臓に負担がかかりやすくなりますし、下半身に血液が集中しますので、下半身がむくみやすくなったりします。
そのため、自分の身体に合った枕や寝具を選ぶようにしましょう。
枕でも、今は市販のもの以外にも、オーダーメイドで作ることが出来るものがあります。
一部のデパートや寝具メーカーで作られているようですが、自分の希望やどのような形が一番身体に負担なく眠れるかなどを考えて作られていますので、やや割高ですが、気持ち良く眠ることが出来ます。
不眠症で悩んでいる人の中にも、このような身体に合わない寝具を使用している人も多く、寝具を替えたら不眠症が解消したというケースもあります。
肩こりなども寝具によって起こることもありますので、あまり固いものや、極端に柔らかいものなどは使用するのは控えたほうが良いかも知れません。
肩こりや腰痛は睡眠のほかにも、偏った食事でも起こります。
高齢者は塩分を過剰に摂取しがちですので、出来るだけ塩分を控えて、きちんとした食事を取るようにしましょう。
睡眠を充分に取り、野菜を中心とした食生活を送るようにしましょう。